各支部10月例会報告
千葉ブロック 美浜・四街道支部合同例会
10月29日 PIER-01
「M&Aで変える、小さな企業の大きな未来!」 with 千葉YEG
報告者:新栄ホールディングス(株) 代表取締役 中村 新一 氏
10月例会は美浜・四街道支部合同であると同時に千葉商工会議所青年部の方々も参加され、100名規模で盛大に開催されました。
報告者は埼玉同友会会員企業である新栄ホールディングス(株)の中村さんより、M&Aについてお話いただきました。戦略的なお話も多いなかで、難しく感じる部分もありましたが、合併や買収と考えるのではなく、他企業との連携と置き換えるとより身近に感じることができました。
その後の懇親会では参加者が地域や業種、所属組織の垣根を超えて交流を図ることができ、合同例会だからこそ味わえる例会となりました。(四街道支部 役員 靏谷 奈保美)
南ブロック かずさ支部例会
10月28日 東京ベイプラザホテル
成長企業のシステム問題 ~利益の出し方~
報告者:昭和運送興業(株) 代表取締役 安田 憲史氏(安房支部)
今回の例会は、安房支部の2代目支部長として大活躍中の安田氏でした。「幸せ創造企業であり続けること」を経営理念に掲げる安田氏が運送業を主体に多様な事業を展開しており一環した取り組みとなっている仕組みを報告され、安田氏のパワフルな行動力と今後の展開に例会は大いに盛り上がりました。
懇親会への参加者も多数となり美味しいお酒とトークに親睦が深まりました。また、安房支部の仲の良さ、互いに盛り立てようとする会員同士の団結力には関心してしまいました。(かずさ支部 役員 川村 優子)
東ブロック つくも支部例会
10月17日 東金中央コミュニティセンター
自社のため、地域のための10年ビジョンづくり!
報告者:千葉同友会 代表理事 梅原 正一氏(かずさ支部)
県の50周年事業として現在取り組まれている10年ビジョンづくり。そこから派生して、つくも支部としての10年後の展望を描いていこうといったワーク形式の例会を行いました。冒頭には梅原代表理事より概要を説明いただき、10年ビジョンの考え方や整理の仕方を学びました。グループワークでは、3マス×3マスの検討シートに自由に考えを書いたふせんを貼りつけ、皆で思考を整理していきました。異業種の経営者団体なので、各々ものの捉え方や価値観の違いを知り、とても面白かったです。
発表の準備をしていく中で、「地域に根差した企業が多いこの地域で、我々つくも支部の強みとは?諸課題に対して何に取り組んでいけそうか」といったバックキャスティングで今ある地域について考えることができ、また自社や自分自身と向き合う貴重な機会となりました。(つくも支部 役員 鈴木 基正)
西ブロック 習志野支部例会
10月21日 プラッツ習志野+Zoom
社員の定着は採用7割で決まる ~協力し、成長しあえる仲間を採用する考え方 ~
報告者:(株)ネオゼロ 代表取締役 堀 朋幸氏(浦安支部)
社員の定着には、定着できる人を採用できるかどうかでほぼ決まる(定着は、採用7割、教育2割、定着努力1割)といういささか刺激的な話しで始まります。相手のことを考えて行動でき、共感して働ける人を最初から採用すれば、お互い気持ち良く長く働いてもらうことができる、という考えのもと、採用にあたっての学校とのやりとりの工夫から、志願者の具体的なイメージや彼らに投げかけるキラーワードに至るまで具体的な説明をいただきました。まさに「戦略は細部に宿る」を体現するような話でありました。その後のグループ討論では、会社の理念や社員の思いに共感できる人を採用するための各社の工夫などが話し合われました。(習志野支部 役員 田丸 雅康)
北西ブロック 松戸支部例会
10月10日 松戸市民会館
社員とのコミュニケーションのカギは、共に育ち合う社風づくり‼
報告者:(有)若林製作所 代表取締役 若林 康弘氏(安房支部)
同友会安房支部の若林さんにご報告いただきました。
昭和14年に祖父の方が牛乳缶製造を主とする個人事業として創業、昭和34年に法人化し現在では上水道本管工事等の公共工事を中心とする(有)若林製作所を経営していく中での困難や成功事例、社員とのコミュニケーション方法等を軽妙な語り口でお話しいただきました。
歳が上の社員も多く、辛い作業も多い中で、年3回の面談や、給与額やその元となる会社の売上をどのように大きくするかといった話を通じて、会社全体のモチベーションを上げていくことを楽しみながらされているように感じました。
人を変えるのは難しく自身を変えるしかないとの前提でこれらに取り組み、確実に社員の方の意識を変えていっている若林さんのご報告は、どの業界や事業規模においてもヒントになるものと思料致しました。(松戸支部 役員 髙橋 圭一郎)