「経営指針書づくり」に力を入れています!
〇売り上げが伸びない
〇社員が育たない
〇社員が採用できない・・・
あらゆる経営課題を解決するために、「企業の目指す方向を明確な指針として示す」こと=経営指針を成文化(文章化)することが必要です。
なぜ経営指針が必要なのか?
①時代をとらえて生き残るため
中小企業をとりまく経営環境は厳しく、変化が激しいもの。場当たり的な対応、小手先だけの改善では限界があります。経営者がこれまでの事業領域や事業活動をあらためて見直し、常に先の手を考えなくてはなりません。
②社員のやる気を引き出すため
企業の目指す方向が明確でないと、社員が「我が社は大丈夫だろうか」、「倒産しないだろうか」と不安になります。「黙って俺についてこい」方式でも通用しましたが、現在は通用しません。逆に、会社のビジョンが明確になることで社員の高い志気を引き出すことができます。
③対外的な信用力を高めるため
企業の目指す方向が明確に文章になっているということは、金融機関との折衝や求人活動において大きな信用力を発揮します。
経営指針とは?
同友会では、「経営理念」「10年ビジョン」「経営方針」「経営計画」の4つを総称して、「経営指針」と呼んでいます。
同友会の「経営指針成文化セミナー」
同友会では5月からひと月に1回のペースで、半年間かけて経営指針を作成する「経営指針成文化セミナー」を主宰しています。
<セミナーの特色>
①経営者の哲学とも言える「経営理念」の確立を最も重視します。
②社内で共有し実践していくために、経営者と社員とのより良い関係づくりを考えます。
③運営の主体は過去にセミナーを修了した経営者。体験に基づいたアドバイスが好評です。
③研究者や専門家の協力も得ながら進めています。
受講生の声
(株)竹屋陶板浴 代表取締役 磯貝 京子氏 (事業内容:健康施設)
考えられないくらいの収穫でした。様々なテーマに、正解はない、答えはない。答えは自分で心から思えたことしかないと、常に自分に問いかけていました。今まで会社の一部分しか見えてなかったことが良く分かりました。そして何よりも、一番大きな変化は仕事への意欲です。「何のために経営しているのか」心から自分を奮い立たせる言葉が見つかりました。「使命感」です。この言葉に気づかされ仕事への意欲がわきました。今与えられていることに充分力を尽くさなければ、次何をしてもダメなのかなと思いました。
中小企業の社会的役割もみえました。自分も大切な役割を果たしている一員なのだと経営者の自覚ができたように思います。人間丸ごと経営、と私たちに示唆して下さる運営委員の方々に恥じないよう努力することがお世話になったお礼かなと思っています。本当にありがとうございました。
(有)堀越クリーニング 代表取締役 堀越雅彦氏 (事業:クリーニング業)
経営〟としての方向性を指す形が文章化できた事、考えられた事がとても良かったです。〝何のために経営するのか〟から始まる御題目についてはこれから長きにわたる経営者としての覚悟を決める上で私の中で新たな決意がうまれました。
東葛清掃㈱ 取締役 岡元康則氏(事業:廃棄物収集運搬処理業)
現在、先代の経営理念があり、それが社員に共有できていないところから何とかしたい、会社を変えたいと思い受講することにしました。受講していく中で「自社の固有の役割」や「何のために経営しているのか」などそもそも…といったことを一つ一つ自分の中でしっかりと考えられたこと、そして、社員に対する考え方も大きく変化しました。いろんな意味でこのセミナーは私自身を大きく変えてくれたと思うし、会社の方向性もハッキリしたので大変よかったです。
「経営指針成文化セミナー」を受講するためには
千葉県中小企業家同友会に入会している方が対象となります。
セミナーは期の途中で参加することはできませんが、説明会や経営指針をテーマとするイベントがありますので、ご紹介いたします。