【企業訪問記withコロナ】造園屋さんの挑戦~新しい憩いの場、完全セルフサービスカフェ&シェアキッチン~

(有)季織苑 代表取締役 時松 克史氏(千葉西支部)

 去る9月3日、千葉市若葉区の小桜橋通り沿いに新たにカフェがオープンしました。青々と生い茂った植物と温もりある木の外観が道行く人の目を引く「cafe madoi」。ウッド調の店内は、忙しい日常から抜け出し、ほっと一息つける雰囲気になっています。

cafe madoi

 このカフェの大きな特徴は「完全セルフサービスカフェ」。店内のコーヒーメーカーに自分自身でコップのセットとお金を投入し、好きなドリンクを淹れて、席も自由に選ぶことができます。テラス席も用意されており、天気の良い日には木漏れ日を浴びながらゆっくりコーヒーを楽しむことができます。またシェアキッチンとして貸出しも行っています。これからカフェを営業したい方のチャレンジの場として、フルタイムではなく、少しだけ営業したい方向けに貸し出していて、現在4組の方たちが営業しています。

cafe madoi セルフカフェ

 新しいカフェスタイルを提供しているのは造園業の(有)季織苑。コロナ禍で飲食業が打撃を受けている中、なぜ新たな挑戦をはじめたのか聞くと、「以前より気軽に集まる地域の場があれば良いと思っていました。ですので名前も゛円に居る″と書いて゛円居″、人が集まる場所という意味合いでつけました。特に誰のためにこのカフェがあるのかというと、これから来るであろうお客様、新たな社員、そして今いる社員です。特に今いる社員たちが頑張ってくれているからこそ、新しい事業が始められました。本当に感謝しかありません。」

 レンタルスペースやレンタルキッチンとしての使い方も多様に絡み合い、地域住民の憩いのコミュニティスペースとして期待されています。緑に囲まれた綺麗で居心地の良い空間、気軽に時間を楽しめる新感覚カフェは現代の生活スタイルに適していると思われます。

(事務局 関根)

店舗情報…cafe madoi 千葉市若葉区小倉町863-3 TEL:043-308-9196
     月~土曜日 11:00~16:00 open

♦会社概要…所在地:千葉市若葉区千城台東2-27-10 資本金:300万円 従業員:41名(内パートアルバイト20名) 事業内容:造園、エクステリア、庭園の設計、施工、管理業務(直営店)

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