輸入車に特化した整備工場として顧客の期待に応え続ける
(有)アクティブ 代表取締役 渡邊 健二氏(八街支部)
京葉道路の貝塚インターチェンジ近くに輸入車に特化した鈑金塗装、整備工場を構える(有)アクティブの渡邊氏を訪ねました。
創業から22年を数える同社、15年ほど前から輸入車に特化してきました。以前は、他社同様に国産車も手がけ、国産ディーラーの下請けの仕事も行っていたそうですが、「日本で国産車が大半を占めていますが、他社と同じ勝負をしていても簡単には勝てません。元々、輸入車一台一台が持つコンセプトや走行性、ボディ構成といった個性に魅力も感じていたので、勇気を持って輸入車中心で勝負することで下請けからの脱却を決断しました」と振り返ります。
同社の高い技術力はもちろん、いち早く輸入車に特化した自動車工場のパイオニアとしての実績が高く評価され、千葉市外からも多くの輸入車ユーザーが訪れるそうで、リピート率は8割近いとのこと。渡邊氏は「技術と安全安心が当社の売りですが、決して高価格でやっているわけではありません。大手の車検チェーンがやれないような仕事も、当社が持つ技術力や大型設備で対応できていることも当社を選んでいただける要因だと思います」と語ります。
また、同社は顧客向けに夏はバーベキュー、冬は餅つき大会といったイベントを開催しています。楽しいお店、スタッフと感じてもらえたらと始めたものですが、顧客満足はもちろん、一緒に参加した友人が雰囲気を気に入り、新規で顧客になったという話もあるそうです。
最後に「一度、輸入車に乗ると、楽しさを感じて、その後も外国車を乗り換え続けると言われています。私自身も好きだからこそ、そうしたお客様の気持ちがよく分かりますし、寄り添いながら仕事ができていると思います」と話してくれました。
(事務局 逸見)
◆会社概要…所在地:千葉市若葉区貝塚町689 資本金:300万円、従業員:5名(うちパート・アルバイト1名) 事業内容:車検点検整備・鈑金塗装および中古車販売