3月各支部例会報告

 

千葉ブロック  千葉西支部例会

 

「小さな会社の自走組織の作り方」

報告者:プラウドフォスター(株) 代表取締役 星 寿美氏

3月22日 TKP千葉駅東口ビジネスセンター+Zoom

 

千葉西支部では≪実践≫をテーマに年間の例会を企画しています。

自走組織形成のためには『問題社員を根本解決する』ことが要件の一つとしてあり、その施策として“ありのままで受容しあう関係性を強める”ことが大切だということ。そのためには『①質問と発問で本音を引き出す ②自ら実践→それを支援する』その2つが重要になるということを学びました。普段分かっているつもりでもふと振り返るとできていない…そんな気づきもあったとても学びのある例会でした。なお、関係性を強めるためには相手が【自己肯定感】【心理的安全性】を持つことが前提条件になる!ということを千葉西支部の例会に参加できなかった皆様に情報として共有させて頂き、皆さまが明日から≪実践≫するきっかけになれば嬉しく思います。(千葉西支部 役員 山下 哲)

南ブロック 南ブロック合同例会

 

「あきらめず、コラボ!チャレンジ!オアシスは砂漠の中にある!」

報告者:(株)生産者直売のれん会 代表取締役社長 黒川 健太氏

3月24日 鴨川館

 

今回の南ブロック合同例会は、企業の商品企画から販路開拓まで手掛けるのれん会さんプロデュースの代表例ともいえる八天堂のクリームパンがなぜ爆発的に売れるようになったのか、他の事例と併せてとてもわかりやすく説明してくれました。

特に印象的だったのが「種は適した土壌で実る」。どんなに良い種でも適した土壌がなければ実らない。種は商品、土壌は販路に置き換えるとどんなに良い商品でも適した販路がなければ実らない。シンプルですが商売の本質をついたわかりやすい例えでとても印象に残りました。講演のまとめとして、成功するためには小さな失敗を繰り返すこと、とにかく打席に立つこと、挑戦し続けることが大事である。と私たちの背中を強く押してくれるメッセージをいただきました。

グループ討論も「あなたの挑戦したいことはなんですか?」という前向きなテーマでとても盛り上がり、例会が終わった後は「自社の販路を見直そう!そして新しいことにどんどん挑戦していこう!」という気持ちになりました。(茂原支部 支部長 米代 健吾)

 

東ブロック つくも支部例会

 

「企業の存続と新しいチャレンジ」

報告者:大髙醤油(株) 代表取締役社長 大髙 衛氏(つくも支部)

3月23日 東金中央コミュニティセンター+Zoom

 

顧客の多くは、味が変わるのを恐れて同じ調味料を使う傾向があります。そのため、景気が悪くてもそれほど売り上げが落ちないという特徴があるそうです。しかし、コロナの影響は凄まじく、売り上げが70%も落ちてしまいました。そこで、大髙氏は時代の流れを味方にすることを思いつきYouTubeを始めます。かなりの時間とお金を費やしましたが、なかなかその成果を感じることが出来ません。しかし諦めず、YouTubeへのコメントなどからヒントをもらい、今度は醤油の強みを生かしたラーメン屋をオープンさせます。しかも工場の敷地内で、週2~3日だけの営業という形で。

これらの話を通して、改めて前を向き進み続ける事の大切さやチャレンジすることの重要性を確認することが出来ました。(つくも支部 役員 佐藤 隆)

 

西ブロック 西ブロック合同例会

 

「強い会社とは何か?!  有事に負けない会社づくりを」

報告者:(株)八木澤商店 代表取締役 河野 通洋氏(岩手同友会)

3月20日 ホテルフローラ船橋+Zoom

 

西ブロック合同例会にて感動と衝撃を受けたこと、感銘を有難うございました。若い(株)八木澤商店の河野 通洋社長さんの闘魂、闘志みなぎるお話を聞かせていただき、私たちの生きてきた人生では、お目にかかれない方でした。

ふくよかなお顔立ち、強い意志と優しさを秘めた人柄は周囲を巻き込んで動かす、エネルギーをお持ちの方と思いました。

あの未曾有の状態で、自分のやるべき姿、きっと性格まで変えて会社をもう一度立て直し、社員を陸前高田から外に行かせることなく、自分の住んでいる町をもう一度住みやすい素晴らしい町にという、熱烈な思いが各企業のオーナーをも同じ考えにさせ、共に取り組んで素敵な社屋と町並みができているのではと思い、一度陸前高田を訪ねてみたいと思いました。(習志野支部 役員 大倉 敬子)

 

 

 

 

 

北西ブロック合同例会

 

中小企業の進化論  〜外部環境の変化を生き抜く

講師:明海大学 経済学部 准教授 宮﨑 礼二氏

3月18日 ハート柏迎賓館+Zoom

 

配付資料のタイトルは「進化の契機:厳しさ増す外部環境の変化と高まる不確実性」。その内容を①世界的な政治・経済環境、②日本におけるインフレ、③商品特性と値上げ、④外部環境の変化と企業進化の4つに区分けして解説していただきました。数字データを活用し、ことばとしては難しい内容が「見える化」され、理解しやすいようにという宮﨑先生の配慮が伝わってきました。厳しい環境のなかで値上げは喫緊の問題であり、「商品特性と値上げ」の解説にあったタテ型・ヨコ型需要曲線の図解は商品特性を見極めるための参考となります。「変化と変動の困難な時代であるが、新たな需要とチャンスが生まれる。」という結びに力をいただきました。(流山支部 副支部長 用丸 正義)

 

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