2月各支部例会報告
千葉ブロック 四街支部例会
「社員に2度見捨てられた男を救った同友会 〜経営指針をもとに社員が自発的に働ける会社へ」
報告者:(有)ライダースクラブ 取締役社長 吉田 祐介氏(八千代支部)
2月22日 四街道市文化センター
吉田さんの報告は私的には2度目で、内容は変わっていく自分と会社の方針や社員の心構え、そして共に歩み寄って共に進んでいく…単的にはそんな内容ではありますが、1時間では話しきれないほど紆余曲折な人生が描かれていて、思わず涙ぐむ展開もありました。
正直自分を置き換えて考えれば同じく胸が熱くなる展開が後半になるほど多く、毎回みなさんの報告を聞くたびに、あぁこんなところで下を向いていられないんだなと背中を押される感じがします。ぜひ他支部でも吉田さんの報告を聞いてもらえると若い経営者、新規の経営者の方々にも良い影響が出るのではないでしょうか。今後も四街道支部では熱い報告で火を入れてくれる方々の例会を作り上げていきたいと思います。
(四街道支部 副支部長 平川 哲也)
南ブロック 市原支部例会
「10年先までの経営計画を考える。夢をカタチにする経営計画を学びましょう!」
報告者:フォーリーフクローバー(株) 代表取締役 榎本 教俊氏(習志野支部)
2月8日 いちの膳+Zoom
市原支部では年間を通して学ぶと「中期経営計画」が作れるをテ-マに例会を行っています。 今回は第8回・経営計画の作成をテーマとして習志野支部の榎本氏にご報告を頂きました。
外資系IT企業、大手センサ-メ-カ-にてエンジニアとして勤務。経験を積み上げていく中で顧客との距離を感じ始める。自分が本当にやりたい仕事はお客様と接してお客様のニーズを形にする事だと強く思い2007年に独立創業。
自社で開発した商品をその分野でNo1にする!を夢に掲げ、その為に10年先までの経営計画を策定し日々チャレンジされています。策定した計画はコロナ禍、世界情勢の変化などで何度も作り直しをしなければなりませんでした。2020年のオリンピック開催をきっかけに発案された新商品の特許を取得し、目標とするNo1商品となるべく社員のみなさんと共に日々奮闘されております。流行りとは違う、時流を読んでチャレンジをし続ける事の大切さを学びました。コロナ禍になって以降、最大の人数(現地22名+Zoom26名)で盛大に開催されました。懇親会の席では新しいビジネスマッチングも生まれ、人とお会いする事の大切さも改めて実感出来ました。(市原支部 副支部長 横山 和樹)
東ブロック 北総支部例会
「ローカルベンチマークの活用で経営力強化を図る! 〜自社の見えない“持ち味”が見えてくる!?」
報告者:経営改善研究所 所長 細野 祐一氏(浦安支部)
2月21日 松山下公園総合体育館会議室
今回は経営力強化を図ることを目的に経産省が推奨するローカルベンチマークを使い、企業の経営状態の把握についてお話しいただき、会社の資産には「見える資産」と「見えない資産」があることを学びました。
「見える資産」とは建物や設備など直接お金に換算することが容易であり、「見えない資産」とは人脈、ブランド、チームワークの良さ、環境など直接お金に換算することが難しく、会社内部の人でも気が付かないものです。これらが会社の強みであり、この強みを把握し金融機関や取引先に対して明確に説明し、それを活かして業績向上に結び付けることが大切であると学びました。1度限りでなく、定期的に自社の強みや弱みを再確認することが、ビジョンの達成、課題解決など次のステップに進むために効果的だと思いました。今回は自社の見えない資産やその活用方法について考えさせられ、有意義な例会でした。 (北総支部 例会副委員長 古川 茂行)
西ブロック 船橋東支部例会
「経営理念が会社にあると儲かるの? 〜失敗を恐れず挑戦し続ける会社」
報告者:誠建クリエート(株) 代表取締役 宮本 義勝氏(船橋支部)
2月9日 船橋商工会議所+Zoom
宮本氏の会社は建設業で、私とほぼ同じ業種ということで、非常に興味がありました。まず驚かされたのは、船橋支部のスーパースターの一人である宮本氏の報告のテーマとして「経営理念が会社にあると儲かるの?」です。驚きました。同友会が一押ししている経営理念を真っ向否定か?しかも、「儲かりません!」と言いきった時には私の肝臓が冷や汗をかいていました。
宮本氏が言いたかったのは、経営理念は目的の指標であり羅針盤のようなものだから、掲げっぱなしでは意味がなく、それを共有することによってたくさんの人が動き結果的に生産につながり利益を生み出す、とのことでした。
やはり、経営理念は大切なのですね。安心、安心。
宮本さん、船橋東支部のスタッフの方々、お疲れさまでした。またありがとうございました。(船橋東支部 副支部長 小林 克至)
北西ブロック 松戸支部例会
「しごと力を高めるビジネスコミュニケーション 〜7つの極意」
講師:NPO法人 教育支援三アイの会 理事 菰田 小喜子氏
2月16日 松戸商工会議所
去年の4月。支部長を受けたのはいいのですが、心が折れそうになりました。Zoom定例会を開催しても参加者が3人…これが松戸の実態でした。それから10か月経ち、定例会にご参加くださる人数も徐々に増え始め、2月例会はついに25人を突破しました。
今回は「仕事力を高めるコミュニケーション7つの極意」、永遠のテーマであるコミュニケーションを題材に、専門講師にご登壇いただきました。相手をほめてみてください。というワークは特に盛り上がり、とても気分が高揚しました。
新入会員さん。他支部の方々。北西ブロックの方々。松戸役員の方々。多くのご支援ありがとうございます。これからも淡々と粛々と、進めてまいります。(松戸支部 支部長 桐生 宏樹)