各支部6月例会報告

 

千葉ブロック 千葉東支部例会

「明日から使える!現在進行形の組織作り」

報告者:桜木総建(株)・(株)GAクリスタル 代表取締役 松原 立 氏(千葉中央支部)

6月20日 TKP千葉駅東口ビジネスセンター+Zoom

 

千葉東支部は、「明日から使える」をテーマとして、即実践可能な学びを提供することを心がけています。6月は千葉中央支部の松原立氏をお招きして、組織づくりをテーマとした例会を企画しました。

 松原氏は閉業の危機も経験されました。その松原氏を変えたのは経営指針セミナーでした。松原氏は、明日から使える学びとして、①理念を浸透させるための定例会議、②会社の存在意義やビジョンを一緒に考える、③個々の発想転換⇒夢や目標を考える、④分社化、⑤役職などの地位への目覚め(労務改善・理念の共有が大事)を語ってくれました。

 会場の席が全て埋まるほどの参加者にお越しいただき、グループ討論も大盛況でした。今月も明日から使える学びの提供に努めていきます。

(千葉東支部 副支部長 瀬川 尚吾)

南ブロック 市原支部例会

「自然相手の鮮魚店!  銀座の板前が口コミしたくなる経営とは!?

報告者:(株)まるい 代表取締役 鈴木 大輔氏(安房支部)

6月14日 サンプラザ市原+Zoom

 

市原支部では年間を通して学ぶと「中期経営計画」が作れるをテ-マに例会を行っています。今回は外部環境・内部資源の分析をテーマとして安房支部の鈴木大輔氏にご報告を頂きました。

 創業60年になる(株)まるいは、鈴木氏が3代目になる老舗の鮮魚店。

 約25年前に入社した鈴木氏は、那古船形の漁港でとれた鮮魚を携えて、都内のすし店に飛び込み営業に行きます。目の肥えた職人に認められた鮮魚の評判は、瞬く間に都内の飲食店に広がりました。それ以来、取引先のニーズに答え続けた(株)まるいは、現在元旦を除く364日鮮魚を届けています。

 他方で、地球温暖化や国内の人口減少といった外部環境にも向き合い、消費者に安心安全な鮮魚を届けるため魚の加工工場を新設し、海外輸出に向けて動き出す等、次々と新しい一手を生みだし続けています。

 自社の資源を活かし、時代を先読みして先手を打ち続ける鈴木氏の姿勢に感銘を受けました。今回は、多くの他支部・ゲストの方にお越し頂き大変盛況に開催されました。今後も、支部を超えた会員の交流を図っていきたいと思います。

(市原支部 幹事長 石垣 祐一)

 

 

東ブロック 八街支部例会

「ITを怖がることなかれ!!  ITがもたらす会社の未来

講師:ILO(国際労働機関)駐日事務所 プログラムオフィサー  渉外・労働基準専門官 田中 竜介氏

6月19日 八街商工会議所+Zoom

 

 『ITの活用』という言葉をきいて、リモートできる会社だけの話?IT関係だけでしょ?事務職だけで現場には関係ないという声が聞こえてきます。ITの使い方次第では現場にも活用でき、それが会社のコミュニケーションの潤滑剤にもなり、ひいては人材を呼び込む手段にもなると田中さんがお話してくれました。

 『人的資本への投資』これが今の日本と欧米で差が開きつつあり、中小企業であろうとこれから進むグローバル化へ広く革新的な視点が必要とされる日本で会社を継続する上で考えなくてはならない良い機会を得ることができました。

(八街支部 幹事長 池宮城 涼香)

西ブロック 浦安支部例会

「経営理念と長期ビジョン  〜自社の10年後を描く

報告者:(有)ライダースクラブ 取締役社長 吉田 祐介氏(八千代支部)

6月16日 浦安市民プラザWave101+Zoom

 

吉田さんは、社員を信頼すること、経営指針の大切さを熱く報告されました。現在、経営指針成文化セミナーを受講している私にとって経営指針を作ることが如何に大切かを再認識することができました。

 報告後のグループディスカッションも、グループ毎、活発な意見交換となりました。例会終了後の懇親会も例会参加者のほとんどが参加し、熱い議論がそのまま行われていました。

 浦安支部は毎回、会員の参加率も高く、楽しい中も熱く例会を行っています。皆さんも是非一度覗いてみてください。

(浦安支部 役員 福間 康洋)

 

 

北西ブロック 野田支部例会

「タイムリミットから見たインボイス対応の総点検」

報告者(講師):細谷智之会計事務所 所長 細谷 智之氏(野田支部)

6月15日 野田地域職業訓練センター(さわやかワークのだ)

 

 野田支部6月例会は、インボイスについての例会を開催致しました。総会からの準備期間が短いことや、10月からインボイス制度の導入という中で、時期としては最適ではないかと考え、勉強会形式の例会を企画致しました。また、報告者(講師)は野田支部の監査をしていただいている細谷智之氏にお願いを致しました。

 報告の中では、基本である請求書、領収書の書き方や対応先の相手(課税業者か免税業者か)によっての対応も分かれることなど丁寧に説明いただきました。特に消費税の取り扱いについてはかなり複雑で、全てを理解することは難しかったと思います。ただ、全て理解できなくても、これから対応していく制度への知識・取り組みとしては充分だったのではないかと思います。

 当日は、会員22名の参加もあり、また、普段参加しないような社員の方(経理の方)が参加して下さったりと、みなさんの関心のある学びの多い例会になったと思います。

(野田支部 役員 糸川 毅)

 

 

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