第44回経営研究集会 分科会詳細

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◆分科会…活力の源泉を探る多彩な6企画!
(おひとつ選んでご参加ください)
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☆第1分科会☆

基本テーマ:経営指針による経営改善の実践
「経営指針ハンパないって!~自社の立ち位置を認識し、会社と社員の未来を描く!~」

報告者:ワコウクリーンサービス(株)代表取締役 吉武 恭介 氏
(中同協経営労働委員会 副委員長・徳島同友会 副代表理事・経営労働委員長)

<概要>
経営指針ってなに??経営理念ってどうして必要なの!?徳島の「人を生かす経営塾」塾長が、その真髄を伝えます。
以前は社員が自主的に動く風土がなく、お客様からのクレームも他人事だった吉武氏の会社。しかし、経営指針を作り、「理念を見て、将来が見えてきた」という社員と共に、毎年テーマを決めてPDCAを実践。社内研修の実施・企業変革支援プログラムによる自社診断・10年ビジョンの策定等に取り組むと、会社が変わってきました。
この分科会では、吉武氏と共に経営指針について学び合います!絶対に聞き逃がせない報告がここにある!

☆第2分科会☆

基本テーマ:経営者と社員が共に育つには
「会社の危機を乗り切ったのは社員教育~大事なことは社員との○○~」

報告者:(株)山岸製作所 代表取締役 山岸 良一 氏(群馬同友会 代表理事)

<概要>
(株)山岸製作所はハイブリッドモーター部品などの精密加工を営む会社です。家族3人でのスタートから同友会で経営指針成文化や新卒採用に取り組み、現在は社員数120名を超え「日本でいちばん大切にしたい会社」を受賞するまでに。そんな同社の新卒第一号は5分目を離すと寝ている社員。しかし山岸氏は辛抱強く社員に寄り添いました。
そうして社員が少しずつ増え、部門ごとのリーダーを配置すると今度はリーダーと若手社員の間に溝が生まれ、若手の退職が相次ぎます。
そして迎えるリーマンショック…。同氏の経営体験報告から学び、自社の社員教育方針について考える機会にしましょう!

☆第3分科会☆

基本テーマ:人材採用
「人材不足を乗り越える戦略的採用とは?!~業界の常識を打ち砕く障害者雇用~」

佐藤 智彦 氏

松山 建也 氏

伊藤 芳浩 氏

 

 

 

 

 

 

報告者
東京バス(株)取締役 統括本部長 佐藤 智彦 氏
東京バス(株)運転士 松山 建也 氏
NPO法人インフォメーションギャップバスター 理事長 伊藤 芳浩 氏

<概要>
いま、人材不足による倒産や業績不振が深刻化しています。また、今年4月より従業員45.5人以上の中小企業も障害者雇用義務の対象になりました。そういった情勢をふまえ、「人材不足の解消」を切り口にして、障害者雇用が難しいと思われている分野での可能性と魅力を探ります。
そこで今回、全国初の「聴覚障害を持つバス運転士」が働いていることで「yahoo!ニュース」に取り上げられた東京バスのお二人に登壇いただき、採用に至った経緯、社員の理解、障害をどう乗り越え、社内がどう変化していったのかを中心にお話しいただきます。
また、インフォメーションギャップバスターの伊藤氏に登壇いただき、障害者の方が働くために必要な社内環境づくりについて考えます。

☆第4分科会☆

基本テーマ:ワーク・ライフ・バランス
「女性の視点を活かした、社員が働きやすい労働環境
~合言葉は『やる?やらん?やるー!!なら、一緒にやろ!』~」

報告者:(株)ハジメフーズ 代表取締役 山元 佳子 氏(大阪同友会)

<概要>
30年前、生きるだけのために家族兄弟一同でオープンした焼肉店「きのした」。
オープン当初は「家業のお手伝い」だった同氏が、5年前に「経営者」として独立。毎日お客様に謝る日々を送っていた同店も、今では「みんな楽しそうに働いていますね。」と褒められるお店に成長しました。
19歳で親になり、子育て時代を経て、今では会社育ての真っ最中!!モットーは、「出来る時間に出来ることを!できない時は、出来る人が!」。社員が働きやすい「居場所づくり」を目指す同氏より、地元同友会を通じて学んだ全てをお話しいただきます。

☆第5分科会

基本テーマ:戦略と経営戦略と戦術
「急成長を支える科学的経営の実践~2週間で1人の教室長を育てる教育システム~」


報告者:(株)WITS 代表取締役 喜多野 正之 氏(市川浦安支部)

<概要>
喜多野氏は、独立前(経営コンサルタント)の時期に、多数の経営者へのヒアリングを行い成功する経営者と失敗する経営者の資質について研究。その経験も踏まえ、日本が再び「勢い」に満ちた国になるには将来を担う子供の教育が重要と考え、独立後は個別指導学習塾のFCに加盟。
その後順調に業容を拡大し、特にここ3年は60教室増やし、2023年度に130教室という当初目標を今年度にほぼ達成しました。
成長発展の秘訣は、2週間で1人の教室長を育てる教育システムと子供だけでなく若い世代の社員をやる気にさせること。離職率は驚異の一桁です。
また、喜多野氏が、質、量共に日本一の学習塾を目指し市川浦安支部に入会して科学的経営の勉強を始めました。今後の経営計画がどのように変化していくのか、中小企業がどのように大きくなっていくのか。夢を現実にするワクワクする報告になります。

☆第6分科会☆

基本テーマ:中小企業における経営環境
「あなたの会社は、10 年後どのような仕事をしていますか~IoT、AI の時代に求められるモノとは?~」

池宮城 涼香 氏

野水 俊明 氏

植田 浩史 氏

 

 

 

 

 

 

パネラー
(株)池宮商店 代表取締役 池宮城 涼香 氏(八街支部・経営指針委員会)
野水鋼業(株)代表取締役 野水 俊明 氏(鎌ケ谷白井支部・共同求人委員会)
コーディネーター
慶應義塾大学経済学部教授 植田 浩史 氏(中小企業家同友会全国協議会企業環境研究センター副座長)

<概要>
「少子高齢化」が叫ばれて久しい中にあって、ここにきて「人口減少」が目に見える形で表れています。「AI(人工知能)が生産労働人口の減少を補う」「IoT(Internet of Things
様々なものがインターネットにつながる)の時代がすでに来ている」とも言われますが、果たして、今社会でどのような変化が起き、これから私たち中小企業の経営、働き方に影響を与えようとしているのでしょうか。 
植田教授より中小企業を取り巻く情勢変化、影響を明らかにしていただくと共に、企業2社の取り組み事例、課題を交えながら、中小企業に求められるモノをシミュレーションし、皆さんの明日の経営に生かしていただきたいと思います。ご期待ください。

 

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