【会員企業の取り組み事例withコロナ】老若男女問わない楽しい洋裁教室

ハンドメイドスペース ゆきちゃん家 高橋 由岐美氏(市原支部)

高橋 由岐美氏

 小学生のころから洋裁に興味を持ち、いつか洋裁教室を開こうと思い続け、今年1月に法人化が決定した高橋さんを取材しました。

洋服の新しい行先

 主に、洋服のお直しや着物のリメイクを手掛けており、衣装オーダーも受けています。デザインに関しては、一度SNSなどで調べてからオーダーを受けることにしています。教室の生徒さんは着物をリメイクしてバッグやチャイナドレスを作ったりしている方もいて、なかには、着れなくなったお洋服などを使ってペットのお洋服を作る方もいます。生徒さんの年齢層は50~60代の女性が多いですが、男性も通われているそうです。子供洋裁教室も開いており、大人と同様にレッスンを受けていて主に学校で使えるバッグや巾着袋などを作っているそうです。「長く続けていると子供の成長が見れるので嬉しい。」と語っていました。

 11月、3月は衣替え・入園入学シーズンのため、オーダーやレッスンの問い合わせがとても多く、忙しいそうです。教室に通うレッスンだけではなく、出張レッスンやオンラインレッスンも行っており、出張レッスンが半分を占めています。都合により無店舗状態で現在はレッスンを休止していますがこの度新しく店舗を見つけ今年の4月には再開したいと話されました。コロナが流行し、マスクを手作りしたところSNSや口コミなどを見たお客様から全て引き受けることが出来ないくらい注文が殺到したそうです。

同友会=自分の成長

 同友会に入ったきっかけは、オブザーバー参加した時のそろばん教室の方のとても刺激ある報告を聞いて、自分もこうなりたい!と思ったことです。グループ討論で自社の今後について口にしていったところ、「自分にはこんなに大きな夢があるんだ。」という事に気づき、驚いたそうです。月に1回行われる例会には毎回参加し、報告を聞いてとても勉強になっているそうです。例会の最後には自分の中に何か落ちてくるものがあり、同友会は色々なチャンスをくれるので自分の成長に繋がるとお話しいただきました。

挑戦し最終目標を目指して

 高橋さんの教室は「作りたい物を作りたい時に作る」をコンセプトにしています。今年の1月から法人化が決定したハンドメイドスペースゆきちゃん家ですが、今後挑戦していきたいことは、売上の限界を見てみたいそうです。また、経営指針成文化セミナーにも挑戦してみたいとのこと。地域のボランティアで学校の家庭科の授業を担当したり、おさがり支援会を開催したいとも話されました。会社の最終目標は、ミシン博物館を作ることだそうです。県内だけでなく、県外にもお店を出し、フランチャイズ化していきたいという夢を笑顔で語っておられました。

(事務局 市川)

♦会社概要…事業内容:洋裁教室・洋服のお直し
運営ページ:https://reposonlecoeur2013.jimdo.com 従業員:6名(パート・アルバイト 6名) 入会年:2019年

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