【会員企業の取り組み事例withコロナ】 日本料理をもっと身近に!旬な食材を気軽に堪能できるお店づくり

日本料理 にし村 代表 西村 洋平氏(千葉中央支部)

西村 洋平氏

 10月号の取材は千葉市中央区で日本料理店を営んでいる西村氏にお話しを伺いました。敷砂利の入り口を抜けると左手にカウンター席、その奥には小上がりで掘りごたつのテーブル席があります。暖色の照明が使われており店内は非常に落ち着いた雰囲気です。現在は予約のみの受付となっており、お店は夕方からのオープンですがお昼に開いてほしい問い合わせがあれば臨機応変に対応しています。料理は単品のメニューが無く3つのコースがあり、その中には初めての方でも日本料理を堪能できるように「おまかせコース」が用意されています。

建築科から日本料理の道へ

 西村氏は高校で建築について学んでおりましたが、アルバイト先で自分の作ったものを提供し美味しかったと喜んでもらえた経験から「食の道」へ進むことを決心しました。ところが、いざ高校卒業後の進路を考えると建築の専門学校へ行くべきか調理師学校へ行くべきか迷われたと言います。自問自答の末、余った食材を工夫して料理を提供する魅力に惹かれ、数ある中から日本料理の世界へ飛び込みます。専門学校では卒業後の進路にホテルや旅館で料理長を目指す人が多く、自分のお店を持ちたいと思う人はごく少数とのことです。そのような中で西村氏は料理人を志した時から自分のお店を持つ夢があり、16年間千葉市や市原市のお店で修行の後、昨年6月ついに自分のお店をオープンしました。コロナ禍でのオープンでしたが、来店された方の紹介が紹介を呼び訪れる人が増えていきました。食材は西村氏が豊洲に赴き直接仕入れています。旬な料理を楽しんでもらうために食材が大きく変わるのは四季ごとですが、コースメニューは毎月変えています。現在4名のスタッフが共に働いており、今秋には社員を1名採用予定とのことです。

自宅で日本料理を楽しんでもらえるお弁当配達

 新たに高齢者や一般宅向けのお弁当配達を始めました。メニューとしては、800円前後の日替わり弁当と少し高価な2,000円程のお弁当2種類を販売しています。宅配サービスのお弁当はワンコインが主流であり安さの面では申し分ありませんが、一方で味がワンパターンで飽きてしまうとの声があります。西村氏はそこに着眼点を持ち、味に飽きがこないお弁当の提供に乗り出します。また日替わり弁当と比べて少し高価なお弁当は、仕事で先方とランチをするのに急遽お弁当が必要となった場合や、家族が遊びに来て美味しいお弁当をご馳走したい時などに提供できるよう販売しているとのことです。電話はもちろん、公式LINEからもお弁当の注文ができるようにしています。お店を構える中央区内でポスティングや繋がりのあるケアマネージャーの皆さんへお知らせしています。週に1回でもいいので定期契約でお申し込みしていただけるように頑張りたいとお話しされました。

夢は社員が活躍できる場をつくること

 現在はコース料理のみのお店しかないので、ゆくゆくは単品でも注文できる割烹のようなお店を展開していきたいとのことです。社員が増えていけば今のお店で修行してもらった後に、展開していくお店の料理長として活躍の場を与えていきたいとお話しされました。旬の食材を使った日本料理を気軽に楽しんでもらえるお店を目指す“日本料理 にし村“。ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

(事務局 松本)

♦会社概要…事業内容:飲食店 所在地:千葉市中央区栄町9-4 米川ビル1F 従業員数:4名(うちパート・アルバイト4名) 運営ページ:https://nihonryourinishimura.com

Follow me!