【企業訪問記】経営者が入社したいと思える会社づくり 地域密着の総合建築業務

(株)地建工業
代表取締役 菊地 里志氏(鎌ケ谷白井支部)

 鎌ケ谷白井支部の創設時にご入会いただき25年目になる菊地社長を訪ねてきました。当社はそれぞれ違う専門技術を持つ、(株)菊地建築設計事務所、(株)地建工業、(株)フタバ測量設計の三社でSKグループとして連携し、開発造成・建築施工・完了後の登記までの一連の総合業務を担っています。鎌ケ谷市は、半径20km圏内(車で1時間以内)に県の主要地域が集中していることもあり、エリアを絞って営業。地域密着なため、無駄なコストを掛けずに最大限のサービスを提供できます。土地を持て余している方が多いことから、店舗の賃貸契約といった土地の有効活用を提案し、信頼を得ることで店舗や住宅の設計・建設にもつながりやすく、同じ方から何度も依頼してもらえるとのこと。営業圏内を絞っていることから、地域で評判も集めやすく、「建設のことならあそこに頼めばやってくれる」と言ってもらえると語ります。

 創業時から自分が入社したくなる会社を作りたいという思いを持っており、同氏が考える“社員が働いてくれる3つの原則”(①やりがい、②休み、③給与)の充実を図りました。川上から川下まで一貫した総合業務を生かし、社員がやりたいと思う仕事が何でもできる体制や、適正な労働時間と休暇取得の保証。そして給与については、社員が将来設計をできるように、中卒、中途関係なく「年齢×1万円」を基本に設定し、立場や家族構成によって手当をつけます。この給与設定は、将来家族を支えられる家計のイメージができる意味と、学歴や業績だけでなく、様々な役割をみなが持っていて、総じて会社が成り立っていることから、社員を平等に扱う意味合いを持っています。

 現在の課題を聞いてみると、既に会社の組織体制ができており、社長自身の仕事は、資金繰りの管理や長期戦略の策定、最終的なクレーム処理などで日常的には日報を確認するぐらいとのこと。ただ承継問題で苦戦されており、「経営者を引き継げる人材はいても、株式を買い取れる人が居ないため、どのように承継計画を立てていくか考えなくてはいけない」と語られました。

(事務局 道山)

◆会社概要(SKグループ)…所在地:本社 鎌ケ谷市東道野辺4-3-63 支店 船橋市本町1-13-21 資本金:グループ合計 6,600万円 従業員数:グループ全体 30名 事業内容:土地・建物総合企画設計監理業務、施工監理業務、建物仲介及売買業務、造成設計監理業務、入居者管理業務

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