お客様に快適、潤いのある住まいを

（有）佐藤サッシ　代表取締役　荒井孝夫氏（流山支部）

　1981年設立の同社、荒井氏は2000年に24歳の若さで代表取締役に就任しました。同社は設立以来、主に流山市・柏市のお客様に対応した地域密着できめ細やかなサービスが評判です。

　建築業界の現状を聞くと、「住宅着工数の減少、オリンピックに向けた工事で人手不足が続いています。また、建築物の省エネ基準適合住宅の義務化など、課題は多いです」と話します。

　同社は３年前から「自社施工できる会社になろう」と、エンドユーザーのお客様に向けた部署を立ち上げるなど強化してきました。その１つが「ＭＡＤＯショップ」です。お客様がサイト上で窓やドア、門扉などの困りごとを気軽に相談できるものです。施工事例も豊富に掲載されていることからイメージしやすいと好評です。「お客様が求める快適さ、潤いを感じられる住まいづくりに貢献したいと取り組んでいます。ポスティングも継続的に行っていて、少ない枚数ながら反響は大きいです。チラシを捨てずにとっておいて必要な時に見て連絡をいただける方も結構います」と話してくれました。

　社内体制については、「お客様に満足いただくためには、私たち自身がやりがい、働きがいを持った仕事をしないといけません。営業・事務・工事というそれぞれの部署が１つのチームとしてお互いを思いやりサポートし合う中で良い仕事ができるということを話しています」とのこと。

　流山支部長として活躍されている荒井氏に今後について聞くと、「流山市は子育て中の若い世代を中心に人口が増加し続けています。そこにビジネスチャンスは多く、その世代にどう自社の商品やサービスを展開していくのか、支部例会で大いに情報交換してヒントを得ていきたいですね」と抱負を語ってくれました。