変わらぬ使命のために、変わり続ける組織でありたい

(株)環境コントロールセンター 代表取締役 松尾博之 氏(千葉東支部)

 (株)環境コントロールセンターは、各種建物・住宅・店舗の総合衛生管理を担っています。水質や空気の検査・分析を行ったり、害虫を防いだり、排水やダクトの洗浄をしたりと、社屋や工場の環境をまさにトータルにコントロールする業務です。同社は昭和45年、生物学の教師だった松尾社長の義理のお父様が、ご自身の教え子と共に創業したのが始まりです。千葉では衛生管理の草分け的企業として、社会的な要請の元、その地位を確立してきました。

 松尾社長はそんな先代の娘婿ですが、結婚当初は広告代理店でバリバリの営業マンを務めており、後を継ぐどころか入社の予定もなかったそうです。28歳の時に、先代の頼みで入社し、その後支社長、事業本部長と段階的に経験してきました。
松尾社長がまず取り組んだことは、組織改革でした。同社の業務はベテランのメンバーに支えられており、安定している反面、組織が固定化している状況でした。また、衛生管理は法的に義務付けられている分野でもあるため、比較的受注が安定しています。どうしても受け身になりがちな社内風土に新しい風を吹かせる意味で、20年前に新卒採用を始めました。新卒採用は毎年継続して行われており、現在ではベテランと若手が手を取り合う環境で、平均年齢は約40歳まで若返りが図られています。
また、一度も赤字を計上したこともなく、無借金経営の同社。価格競争も激しい中で、「無理な競争をしない」という姿勢を保ち、衛生管理の「コンサルティング機能」を強めようと社員教育に力を入れています。同じ志を持つ同業他社と勉強会を開くなど、ネットワークづくりにも力を入れています。
すでに東京・埼玉へと進出している同社。今後さらなるエリア拡大を目指しています。

(事務局 小山)

◆会社概要…資本金:1,000万円 事業内容:ビルメンテナンス業・水質・大気測定・害虫防除・微生物管理・環境器材物販 社員数:62名(うちパート2名)