【企業訪問記】正しい知識で健康な長生きを支援

ポポおしゃれハウス 代表 大倉 敬子氏(習志野支部)

 京成線実籾駅から歩いてすぐ、黄色い外壁が目立つ店舗群の中に「ポポおしゃれハウス」はあります。ここは大手化粧品会社に勤めていた大倉氏が、36年前に独立した際に購入したものです。同氏は幼い頃から社長になりたいと周囲に話し、社員時代も定年を気にせず働き続けられたら、と考えていたそうです。

 独立後は「制度品」と呼ばれる、大手メーカーが定めた価格の化粧品販売を中心に、事業を展開していました。しかし法律の改正により定価販売が撤廃され、大量仕入れでコストを下げられる大手販売店との価格差は明白でした。かねてより、本当に美しくなるためには化粧品を肌に塗るだけではなく、体の内側が健康であることが重要ではないかと考えていて、これを機に健康食品・美容食品の販売に事業をシフトしました。

 現在は店舗に訪れる人は少なく、定期購入で買ってくれているリピーターが中心です。しかしLINEを活用して日々の生活の困りごとフォローや、最新の健康情報も発信し、コミュニケーションは欠かさないとのこと。また「まちゼミ」と呼ばれる、地域の経営者や店主がその専門分野の先生となって、地域の住民に講座を行うという取組みにも参加しています。そこでは健康になるための運動法や、その人にあった化粧を紹介する講座を担当していて、講座で知り合った人がお客様につながることもあります。そして、もっとお客様の健康に寄り添いたいと健康管理士の資格を取得しました。

 取材の最後には「日本の平均寿命はどんどん伸びています。やがて来る人生100年時代では、ただ長生きするだけでなく、健康で長生きすることに価値があると思っています。健康はバランスのとれた食事と日々の運動をベースとし、お客様の状況をヒアリングし、その人だけのオーダーメイドの健康管理アドバイスで、その増進を図ります。これは今後ますます必要とされる仕事なので、やりがいを感じます」と話し、年齢にかかわらず活躍を続ける大倉氏の姿から、少し早い人生100年時代の到来を感じる取材となりました。

(事務局 田中)

◆会社概要…所在地:習志野市実籾1-4-1 従業員数:1名 事業内容:健康美容のアドバイス、セミナー