【企業訪問記】工場長と社長の違い!〜物心両面で社員が幸せになる会社を目指して〜

昭栄段ボール(株) 代表取締役社長 白川 雅章氏(八千代支部)

 今回は、八千代市で段ボール箱の製造・加工・販売を担う白川社長を訪ねてきました。同氏は一昨年に7代目として社長に就任。今期が61期目で、「会社の節目で令和に始まり、心を一つに頑張っていきたい」と語ります。

 当社は、お客様のオーダーに合わせて段ボールを加工・印刷する受注生産が基本で、小ロット・短納期への対応を強みとして大手との差別化を図っています。そのため、日々変化していくニーズに対応できるよう、大きな投資になりますが機械設備の継続的な更新は欠かせないとのことです。

 白川氏は、今まで工場長として現場を監督し業務のことは把握できていますが、経営者になると立場が変わり、仕事内容も大きく変わります。設備投資のような投資計画はもちろん、経営数値の把握、組織としての運営が仕事に変わり、たくさんのことを先代から引き継いでいる最中とのことですが、その際に同友会での繋がりや学びが参考になっていると話されました。今までは自分が現場で何でもやらなくては気が済まない姿勢でしたが、これからは任せるための方法を考えていかなくてはならず、自身の環境の変化に苦慮されています。

 今後の展望について伺うと、通販の普及から運輸規模の拡大が見込まれるのと、段ボールは再生紙で環境に優しく、需要は伸びていくと予想します。ただし、中国をはじめとした世界情勢による紙代の高騰や、ガソリン代の高騰による運輸費高騰のリスク。また、製造業は稼働率が収益に直結するため、これからの働き方改革への対応は大きな影響があります。そうした懸念も抱えますが、白川氏は、「働く社員がやりがいと報酬の物心両面で幸せになってもらいたい。先代から利益を還元する社風はありますが、これからの情勢に適応したうえで、より良い働き方で増収・増益を維持し、社員が幸せになれる会社づくりをしていきたい」と語ります。

(事務局 道山)

◆会社概要…所在地:八千代市神野1009番地 資本金:2,000万円 従業員数:40名(うちパート・アルバイト3名) 事業内容:段ボール箱の製造・加工・販売