【企業訪問記】地元の情報と魅力を発信し、地域に潤いをプラス〜佐倉市のローカルメディア〜

(株)リンクグロース 代表取締役 稲村 洋男氏
(佐倉支部)

 今回は、2017年に設立し、昨年同友会に入会したばかりの(株)リンクグロースの稲村社長を訪ねました。

 代表の稲村社長は、高校時代の釣具販売店でのアルバイトをきっかけに釣り業界へ。釣具問屋、釣具メーカーへとキャリアアップし、問屋時代に徹底的に教えられたネット販売のノウハウを生かして同社を立ち上げました。

 当初は釣り具メーカーのネット販売や店舗の営業代行を行っていましたが、釣った魚を元の場所へ逃がすといった「キャッチ&リリース」が各地で禁止されはじめ、また魚釣りを趣味とする人が減少し、その市場が年々減少していることを稲村社長は危惧していました。そんな中、市内で奥様と外食を楽しもうとネット検索したところ、市内の情報メディアが少ないことに稲村社長は気付き、「佐倉市ローカルメディアさくらぶ」を立ち上げることに。当初は自ら各地の公園を取材し情報をあげていました。公園は子育て中の親にとっては、地域で子供と暮らしていくための大切な場所です。トイレや手洗い場の有無、またベビーカーが乗り入れできるスロープの有無を含めた情報を掲載しています。子育てがしやすい環境をアピールできれば、佐倉市内の人口増加に貢献できるのではないかとの稲村社長の想いがそこにはありました。現在は5名程のライターに依頼し、新店舗開店から閉店までの情報や、飲食店をはじめ佐倉市周辺の企業情報など、密度の高い地域情報を届けています。

 また、「さくらぶ」などでつながった地域の企業や店舗を中心に、ホームページ制作の依頼も受けています。ホームページの目的をよく聞き取り、コンサル的な提案を行い、効果的な動画制作も併せて行っています。

 昨年には、企業組合佐倉デザイン企画会を立ち上げ、佐倉商工会議所が行っている地域資源をアピールする「佐倉Y.M.O.プロジェクト」に参画し、大手ショッピングセンターで佐倉市出身のお笑い芸人を起用して佐倉市の地域資源をアピールしました。

 最後に「これからどんどん佐倉の魅力をネットとリアル(現実)で発信し、このスキームを他の地域にも広げていきたい」と稲村社長は意気込みを語ってくれました。

(事務局 牧本)

◆会社概要…所在地:佐倉市ユーカリが丘2-3-11 資本金:100万円 従業員数:2名 事業内容:ローカルメディア、WEBサイト・映像等のコンテンツ制作