【企業訪問記】プロとして誇れる仕事がしたいから〜若き経営者が選んだ脱下請けの道〜

(株)雅 代表取締役 曽我部 慎吾氏(美浜支部)

 千葉市若葉区、中央区、稲毛区を中心に戸建ての塗装とリフォームを主に行う(株)雅。曽我部社長は地元若葉区で育ち起業した地元を愛する若さあふれる人柄です。そんな社長を今回訪ねました。

 曽我部社長は16歳で地元の塗装会社に就職し19歳の時に独立しましたが、うまくいかず再起を決意に一度会社をたたむことに。紆余曲折を経て25歳の時に再び独立し現在に至ります。自分たちが納得する仕事がしたいという思いから、会社の法人化をきっかけに下請けから脱却することを決意しました。

 転換を図るために下請けの仕事を絶ち、現場作業から離れ営業活動に専念しました。当時を振り返り「営業活動に専念したため、最初の2ヶ月は仕事が全くない状況で苦しかった。下請け単価の問題もあるが、元々職人なので納得した仕事をして喜ばれたいという想いで頑張ってきた」と話します。現在、専属の職人に仕事を依頼していますが、今後は直接雇用して自社で責任をもって技術育成をしていく体制にしていきたいと言います。また、全国から中小の塗装業者が集まり、職人育成や営業方法などの情報交流を行っている(株)日本塗装名人社に加盟し、業界全体の向上にも努めています。

圧送ポンプ車

 一方で、もともと兄弟で一緒に働きたいという想いが強くあった曽我部社長は別会社に勤めていた弟と、一昨年より新たに圧送事業に取り組み始めました。生コンクリートを建物の上層階や遠距離へポンプの圧力で管を通して届ける圧送作業は、専用車だけでも大きな設備投資ですが、今後会社の柱にしていきたいと意気込みを語ります。

 名刺に「完成後も10年後も喜ばれる塗装店」と刻み、創業から10年以上経過し従業員も増えてきた同社。お客と従業員の将来のために中長期の経営計画を作りたいと話す曽我部社長は、今年始まる同友会の経営指針成文化セミナーへの参加を決めました。受講後の曽我部社長に注目が集まります。

(事務局 牧本)

◆会社概要…所在地:千葉市若葉区御成台3-1168-14-1F 従業員数:7名(うちパート・アルバイト2名) 事業内容:建築塗装、リフォーム、コンクリート圧送事業