【企業訪問記】リフォーム事業は『建設サービス産業』、健全な業界育成をめざして

(株)ウッディホーム 代表取締役 細木 正盛氏(市川浦安支部)

 千葉市で住宅建築、リフォームを手がける(株)ウッディホームの細木社長を訪ねました。4月から蘇我に水回りや不動産の店舗を新設し、現在8店舗を数えます。

 店舗拡大の中で、採用の状況を伺うと「中途で優秀な人材が入社してくれており、年内には100名を超えると思います。これも働き方や待遇改善について同友会で学んだことや分からないことを労基署に確認するなどして進めてきた成果です」と話し、また課題として新卒採用を継続されていますが、なかなか人材が集まらないこと、自社での教育力を挙げていました。

 業績については、同社で不動産の仕事を行えるようになり、住宅に関するあらゆることをワンストップで対応できるようになったことがお客様の評判、売上につながっているそうで、「このビジネスモデルで近隣地域にも展開して行きたいと考えています」と意欲を語ります。

 住宅リフォーム業界の現状を伺うと「新築住宅着工戸数は現在の90万戸から2030年には約60万戸になると言われています。国も国策としてリフォームを推進していますが、ヨーロッパでは100年住宅と言われ、新築とリフォームの比率が2:8、米国でも3:7に対して、日本では、住宅は15年~20年経つと無価値となる現状です。比率も7:3で新築が圧倒的です」と話す細木氏。

 そのような状況の中、2014年に「一般社団法人 住生活リフォーム推進協会」の設立に参加します。細木氏は、現在代表理事として加盟300社の先頭に立ち、リフォーム業界の健全な発展を目的に人材育成や消費者保護の活動に取り組んでいます。「クレーム産業とも言われるリフォーム業界を変えていかないといけないという思いを強く持っていました。このリフォーム業界は建設業でもあれば、サービス業でもあるので、気配りや心配りがとても大切です。『建設産業+サービス産業』即ち『建設サービス産業』という新しい分野を目指していくことに業界の未来があると考えています。協会の取り組みを通じて、お客様に安心していただける健全なリフォーム市場、リフォーム文化を育てていきたいと思います」と設立の思いを熱く語っていただきました。

(事務局 逸見)

▲(写真)今年8月4日に開催した「第12回夏休み親子ふれあい木工教室」の様子。12年前から、毎年恒例で200人の地域の家族の皆さんに集まって頂き、夏休みの思い出作りのボランティア活動を社員、協力業者会の職人さんと行っています。

◆会社概要…所在地:千葉市稲毛区長沼原町286-1 資本金:2,000万円 従業員数:90名(うち職人12名、パート9名) 事業内容:住宅・ビルの新築及びリフォームの設計・施工、不動産