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共育委員会 活動レポート
経営者と社員がお互いに学びあい、
育ちあう社風を目指して

2017年幹部社員研修「幹部社員とは、社長の〇〇である!」
 企業の存続発展を保証するカギは、総合的な人間力を備えた社員づくりであり、経営者と幹部の強力なリーダーシップです。その実現は、経営者と幹部社員が大きく変化する情勢と、その中での企業の進むべき方向についての認識を一致できるかどうかにかかっています。
  今年は8社、12名の参加で幹部社員研修を行いました。講師は東京同友会の会員で、千葉同友会では新入社員研修や経営指針セミナーでもお話しいただいている(有)第一コンサルティング・オブ・ビジネス 代表取締役社長 丸山博氏。2月から3月にかけて計4日間にわたって、情勢認識や経営指針について、また会社における管理者の役割と責任などを学んでいきます。ケーススタディとして昨年の受講生にも報告いただきました。社内での自身の役割や、会社の理念・方針をどのように理解し、それを部下に伝えているかなどを話していただきました。
 毎年恒例の課題として社内の人間に関心を持ち、コミュニケーションを取ってもらうために@部下との面談、A社長への経営に対する思い・ドラマの取材を行っています。受講生からは「社長は実行力もあり結果としても増収を続け、常に新しいことに向かって突き進んでいます。ただし、従業員にとってはその考えについていけずに悩んだり、離れていってしまう人もいます。私は経営者の考えを共有して結果だけの評価だけではなく、プロセスも大事にして従業員が生き生き働ける環境づくりに協力していけるように努力していきます」「2回の面談をレポートにまとめるのは思った以上に大変でした。しかし経営者の話と部下からの話しを聞いていると、どうしても両社に若干のズレが生じているのがわかります。そのズレをいかに修正できるか、いかに経営者と社員の橋渡しをできるかが優秀な幹部になるポイントなのだと思いました」といった感想があがっていました。
 また研修の中で、教育学者であり同友会企業における社員教育の考え方についても意見をいただいている東京大学名誉教授 大田堯(おおたたかし)氏の生涯を追った映画「かすかな光へ」の上映会を行いました。人は自ら変わる力を備えて生まれてくる、そして同じ人間は一人としていない。教育とは何か上からものを押し付けるものではなく、それぞれの違い・個性を認めて尊重し、自ら変わっていくことを支援すること。映画の中では様々なシーンで人が自ら変わっていく過程を取り上げ、大田氏の教育観が語られます。受講生から「どうしても部下を自分の枠に収めてしまいがちです。違いを受け入れて個性を伸ばす、この気持ちを持とうと思いました」といった感想も出されました。

 幹部社員は経営者の理解者であり、その理念の代弁者である。自らが社内で果たす役割を明確にし、社長に考えに寄り添い、会社に貢献していくことを再確認できた研修となりました。

2017年度新入社員研修「同友会企業を支える53名の新たな仲間を歓迎!」
 2017年度新入社員研修が、去る4月4日(火)〜5日(水)、千葉市文化センターで行われ、共育委員に所属する運営委員8名、会員企業18社、53名の新入社員が参加しました。
 第1講は、「社会人としての出発にあたって」と題して、(有)第一コンサルティング・オブ・ビジネス 代表取締役社長 丸山博氏より、何のために働くのか、中小企業の存在意義などについてお話しいただきました。
 第2講は、「ビジネスマナー研修」。現代礼法研究所の岩下美和子氏より、挨拶や電話応対など、社会人として必要なマナーについて実践を交えながら講義いただきました。夕食後の第3講は(株)ヒューテック 代表取締役 阿部豊氏(鎌ケ谷白井支部)による、組織内のコンセンサス(合意)の訓練を目的とした『コンセンサスゲーム』を行い、グループの交流を図りました。
 2日目の第4講では「先輩社員の体験談」として(株)協同工芸社 栗田淳平氏(佐倉支部会員企業)、(株)新栄 大野ちひろ氏(市川浦安支部会員企業)の2名に報告していただきました。

「先輩社員の報告@葛、同工芸社 栗田 淳平氏」
 社会人になってこころがけていることは報・連・相を徹底すること。経験を重ねるにつれて自分で判断するべきことが増え、報告がおろそかになってしまいがちです。また、2年目の仕事として新人の指導があります。教える側というのは、その仕事を完全に理解できていなければなりません。中途半端な指示は間違いの元になるため、簡潔に物事を伝える努力をしています。
 2年目になり、仕事量が圧倒的に増えました。そのため合間に入ってくる細かい内容が抜けてしまうことがありました。これはメモで残し、作業の進捗が見えるような形をとり対応しています。また増えた仕事量に自分では対応しきれず、スケジュールが押してパンクしてしまうこともありました。段取りの問題でもあるので早めに上司に相談すると解決できると思います。
 これからの社会人生活で、まず大事にしてほしいことは教えてもらったことはその時にしっかり理解することです。中途半端な理解は後々ミスとなって自分に返ってきてきます。また伝えるべきことは確実に伝わっているか確認することも心がけて欲しいと思います。

「先輩社員の報告A叶V栄 大野 ちひろ氏」
 私の仕事はお客様の要望を受けて一緒に製品をつくることです。そのために、この仕事では何を学べるのかを常に考えるようにしています。また様々な人と関わって成り立つ仕事だということも意識しています。
 学生時代との大きな違いは、勉強はやらなくてもよかったけれど、仕事はやらなくてはいけないことだということ。ただやらされている感で仕事をするのではなく、達成感を感じたい、やりたい仕事をしたい、そのために評価されたい、そういった自分の目的のために自分で決めて行動していることを意識しています。また仕事がどうしてもうまくいかないときは自分の中にスイッチをつくり、冷静になって考え直すように心がけています。
 新入社員の皆さんに3つ、伝えたいことがあります。1つは「常に評価されていると思い気を抜かないこと」休憩時間であっても社会人としてふさわしい振る舞いを心がけて欲しいです。2つ目は「どんな仕事でも絶対に学ぶことがある」なんでも教えてもらえる新卒の1分1秒を大切にして下さい。3つ目は「可愛がられる後輩になる」人と人とが関わっている以上、人間関係をよくすることは大事なことです。自分から話しかければ先輩・上司は応えてくれると思います。

 第5講では「中小企業で働くとは〜新入社員への期待」としてビィー・トランセホールディングス(株)取締役管理部長 金子孝氏(八千代支部会員企業)にご自身の新入社員時代の体験談から社会人生活の楽しみ方、新入社員への期待をお話しいただきました。


管理職からの期待ビィー・トランセホールディングス 取締役管理部長 金子 孝氏
 皆さんはこれからの長い社会人生活の中で「壁」に当たったと感じることが出てくるかもしれません。しかしそれは自分の心が勝手に生み出している「心の壁」でしかありません。そして消し去る方法は2つ。1つは無理だとあきらめて何もアクションを起こさなかった時。2つ目は克服しようと何らかのアクションを起こした時。1つ目は現状維持で何も変化はありません。2つ目はいい結果であれ、悪い結果であれ何かしら結果は出ます。そしてそれは必ず経験につながります。
 今、自分自身が選んできた道が望んで進んできた道なのか、望んではいなかった道なのか迷っている人もいると思います。ただ、どちらにしても自分自身しか得られない貴重な経験であることに違いありません。その経験はこれからの人生における財産になるでしょう。
 私は大企業で働いた経験からも中小企業で働くということについてお話しさせていただきます。大手は多くのスタッフと多くの部署の集合体です。他の仕事も経験したいと思っても他部署の仕事に手を出すことはできません。一方、中小企業は少ないスタッフと兼務部署の集合体です。例えば営業だから製造の手伝いはしない、総務だから荷物の仕分けはやらないというようにはいきません。しかしこれは様々な種類の仕事の経験ができるチャンスでもあります。多くのことを吸収し、その仕事のプロフェッショナルになる、そういう意識でこれからの社会人生活を送ってほしいと思います。

 すべての講座を修了し、山本代表理事より、修了証書授与と激励の言葉が語られました。また、お互いの成長度合いを確かめ合うため、半年後のフォローアップ研修で再会することを確認し、研修を終えました。 「新入社員フォローアップ研修告知」(目立つ感じでお願いします!) 日時:10月13日(金) 10:00〜18:30 会場:千葉市文化センター 会議室 参加費:受講生10,000円、企業担当者4,000円 対象者:会員企業の新入社員(同友会の新入社員研修に参加していなくてもOK)  同期が少ない、または一人もいないという会社の新入社員にとって、合同新入社員研修という形で自分と同じ新入社員と悩みや展望を語り合えたのは非常に良かったと反響がありました。入社して半年経った、会員企業の新入社員同士で成長度合いをお互いに確かめ合い、もう一度モチベーションをあげることなどを目的として「新入社員フォローアップ研修」を開催します。

(専務局 田中)


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