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先を見すえた経営で、魅力ある企業に!
 〜経営指針づくりはなぜ大事か、どう作ればよいか〜

報告者:(株)竹屋陶板浴 社長 磯貝 京子
(健康施設の運営)

1月27日(金)、「同友会活用講座」(経営指針委員会担当)が開かれ、前記テーマで磯貝氏が報告し、参加者から多くの共感の声が出されました。その報告概要を以前経営指針セミナーでお話しされた内容で補足してお知らせします。

専業主婦からやむを得ず経営者に
 わが社の母体である樺|屋は、120年程前の明治時代に竹を販売し始め、その後製材業に転じ、また窓枠のサッシを扱いはじめ、夫が三代目として建築資材販売・住宅建築に従事して参りました。
 ところが夫が病に倒れてしまい、その後運良く一旦復帰することができ、その結果、健康に強い関心を抱いたこともあり、シックハウス・アレルギーに対応した住宅建築に取り組み、また11年前に健康に良いと現在の陶板浴(とうばんよく)を始めました。開店直後は夜中の3時半頃から300人位のお客さんが並ぶという盛況で、夫は早朝4時から店を開けるなど大忙し。その無理がたたったのか1年半でまた過労のために倒れてしまいました。
 私はもともと専業主婦として地域でのボランティアなどをやっており、経営にはほとんどタッチしておりませんでした。母体の樺|屋の方は夫の後を社員の方が社長を担っていたのですが、陶板浴の方は、登記上私が経営者となっていたこともあり、私がやらざるを得ないことになったのです。夫の介護で手一杯なのに“なんで私が経営を担わなければいけないの…”というのが率直な心境でした。でも、一方ではお客さんから、「肩こりが良くなった」、「薬害で以前から手が挙がらなかったのが挙がるようになった」といった感謝の言葉を聞き、新しい人との出会いもあり、閉めるわけにもいかないと心が揺れていました。

中小企業経営者としての覚悟・生き方が問われる経営指針セミナー
 それにしても経営をする上で“自社の数字をどう見ればいいか分からない、せめて数字が読めるようになれば…”という気持ちがありましたので経営指針成文化セミナーを受講しました。そうすると、今まで聞いたことのない言葉が出されたり、考えたこともない問いかけや討論がされるのです。
 “自分たちで始めた仕事なんだから、止めるのは自由”と思っていたのに、「お客さんや生活の糧を得ている社員のことを考えると会社は存続すること自体が大事、会社は経営者だけのものではなくみんなのもの、利益は社員がつくるもの、中小企業は日本経済を根幹から支えており、社会生活をまわしているのは大多数の中小企業である」といったこと等々…。
 私は以前は、会社経営は経営者一人が担うものであると思っていました。でも指針セミナーの宿題、特に経営計画づくりなどは自分一人で考えてもなかなかできません。そこで自分一人の力は知れているので、経営指針を社員と一緒に作るようにしてきました。ともすると経営者の考えで社員の夢や想いを取捨選択しがちです。社員と一緒に作ることで、会社の将来や夢と社員の将来や夢とがつながっていきます。経営者は日常の仕事に没頭していると、ついついマンネリ化や慢心に陥りがちです。
 私は指針セミナーに参加することで、経営者としての自覚ができ、心の安定を得ることができました。自分の置かれている立場にあってどう生きるのかが問われているのだと考えるようになりました。今後も、わが社を必要としているお客さん、社員、地域と共に歩む企業であり続けたいと思います。

専務理事 川西


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